ようやく統計データを集計できましたのでお知らせします。
しかし、季節はもう秋。
9月に行われた関西の統計データはすでに津田さんが上げているという(猛省し見習うべき仕事の迅速さ)
それはこちらから。
http://onaeba.jpn.org/works.php?m=stat3
もうまもなく、10月20日には2015年の横浜版申し込みが開始されます(10月はリピーター向け先行申し込みです)。
とりあえずその前には公開しないと!
というわけで、 いまさらながらの2014年2月横浜統計データです。なんか、グラフの生成が多い順とかになってないのとか、勢いだけで作っていて見づらいですが、参考程度に。。
なお、2013年のデータはこちらから。
http://www.onaeba.info/2013/04/take-statistics-for-yokohama2013.html
なお、前回は関西との比較を行いましたが、今回は横浜での2013と2014の比較を見て行きたいと思っています。
ていうか、 横浜はブース数多くて2013年から2014年でまた増えて、しかも2014年は雪と電車事故で一日ロスしたし、 正直シンドかったです。酸欠で死ぬかと思いました。正直シンドかったです。
でも2015年もたぶんやります。 ブース数さらに増えるような噂も聞いていますが、たぶんやります。
カラー
写真の見た目がカラーかどうかです。「混合」は、カラー写真とモノクロ写真の両方を展示していた割合です。左が2014年、右の小さいのが2013年です(以降のグラフ同様)。
※デジタルかフィルムか、というのはもはや見分けがほとんどつかないので、今年はやめました。
具象か抽象
具象は、何か具体的なものを表現しようとしていると思われる作品です。抽象は、形を省略したり、不要な要素を排除した何かを表現しようとしていると思われる作品です。 具体的なものが写っていても、抽象的な考え方で撮影されていると感じられたものは、抽象にカウントしています。被写体
被写体ごとにカテゴリ分けしたものです。ただし、展示によっては複数のイメージを展示しているものもありましたので、その展示で代表的だと思われる被写体をカウントしました。今回の横浜は動物写真が結構多かった印象です。猫万歳。猫と◯◯っていう組み合わせ作品が多かったかもですね。馬とか剥製とかもありました。で、鳥写真は今回少なかったかも。
去年よりも細分化して回収してみたのですが、あからさまに男性被写体少ない。女性ポートレートがやはり中心ですかね、ご自身のパートナーを撮られている方がなにげに多いな、とも感じました。リア充ですね。そういう私写真もひとつジャンルとしてあると思います。
国内か海外か
日本国内で撮影されたように見えるかどうかで判断したものです。ただ、御苗場では海外で撮影されたからといって珍しいとか価値があるというように判断されることはないと思います。写真の内容が重要視されるからです。海外写真はけっこう減りましたね。
撮影方針
前述の「被写体」と似ていますが、ここではどのような方針で撮影しているかを判断しました。 「セットアップ」は、あらかじめ決められた意図がありそうなもの。だたし、人物を人物としてモデル撮影したと考えられるものは今回「ポートレート」としました。 「ドキュメンタリー」は、実際に起こっていることを虚構などを交えずに再構成したものを指します。ネイチャー系の写真は「風景」です。 「アート」とは、演出や事実などよりも、コンセプトや作品の制作手法に重点を置いて作成された展示です。 この判断は、あくまで私の見た目から判断したものなので、もしかしたら作家の意図とは異なるかもしれません。ここには含めていませんが「多重露光」というのもイチジャンル、のような気もしますが、思いのほか少数派だったように思います。
2013年はもっとざっくりとしたデータだったので比較しにくいですが、2014と比べると、わりにストレートな方向が少し多かったかもしれません。
額装方法
みんなアクリルマウント飽きてきたんかな。。
展示点数
今回はもうちょっと細かく見てみました。やはりですね。3枚と4枚は意味合い的に大きいですね。
one more thing:ブックについて
今回はデジタルかフィルムかの項目を削ったので、その代わりに「ブックについて」見てみました。内容というよりは、あるかないか、です。やはり多くの方が何かしら置いているのですが、3割近くの人がなにも置いてなかったのは意外でした。ブックがなくてももちろんなにかマイナスになるわけでもないのですが、少しもったいない気もします。最近はフォトブックを発注して作る人も多くなってきたので、そういったものを利用するのも良いと思います。
ブックの形式はアルバム形式がやはり一番多いですが、なんとなく手作りなものも目立っていたような気もします。Zineと手製本の違いはあんまり厳密ではなく、なんとなくこう「Zineっぽい!」てのがZineです。
総じて
2014年は雪のために1日中止になってしまったので、その分駆け足になってしまったのですが、改めて振り返ってみると、概ね2014も変わりなく、という感じかもです。ただしブース数は増えていく傾向にあって、その中で印象に残るというのはますます熾烈になっていくというか、、、
だからといって、奇をてらったものが残るかというとそうでもなくて(ええ、自分がそういう部類です)印象に残るカラー(ここでいうカラー、というのは色、という意味合いよりも心に残る色合い、みたいな感じです)をしっかりと持っていたものが最後まで印象に残っていたような気がします。